MOVERIO
BT-350 ドキュメント

1. 導入

1.1. 概要

本ページは、Moverio BT-350向けのアプリケーション開発に必要となるデバイスを活用するための技術情報について記述します。

製品外観とハードウェア構成

ヘッドセット
コントローラ

1.2. 主なシステム仕様

  項目 詳細
System プロセッサ Intel Cherry Trail, Atom x5, Quad core, 1.44GHz
アーキテクチャ x86 (ABI 32-bit)
Memory RAM 2GB
内部ストレージ 16GB
内蔵SDカード 32GB Class10
RF Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac, Wi-Fi Direct
Wi-Fi Miracast Sink/Source w/UIBC
Bluetooth Bluetooth 4.1(Bluetooth Smart Ready certified)
Display 解像度 1280RGB x720
色再現性 24bitカラー
画面密度 mdpi
画面方向 Landscape 固定
Codec 静止画形式 BMP, JPEG, PNG, GIF
動画形式 MP4 (MPEG-4/H.264+AAC+AAC)、MPEG-2 (H.264+AAC)、VP8
音声形式 WAV, MP3, AAC
外部 I/F USB Type Micro USB Type-B, USB 2.0 (host/device)
ベンダーID 0x8087
UI トラックパッド マルチタッチ対応
ボタン 電源ボタン、HOME キー、BACK キー、履歴キー、音量キー、切替キー
バイブ あり
Audio I/O 出力 ステレオイヤホン
入力 マイク
Sensor ヘッドセット 9-axis, ALS
コントローラー 9-axis
Camera 解像度 5M pixel
GPS   あり
  • 3GなどWi-Fi、Bluetooth以外のデータ通信および、通話等の機能には対応しておりません
  • Google認証を取得していないため、Google認証を必要とするサービスは使用できません。例:Google Play、Google位置情報サービス

機種固有の情報について

Android.os.Buildを使用して取得できる機種固有情報のうち、主な項目は下表のとおりです

これらの情報を使用して機種を判別することによって、機種に応じて別の処理をする場合に活用することができます。

表 1-1 Android.os.Buildの主な項目
項目 内容
MANUFACTURER EPSON
MODEL EMBT3S
PRODUCT embt3s
BRAND MOVERIO

BT-350用アプリケーション作成上のご注意

本機の表示パネルのSi-OLED(有機 ELパネル)は、一般的にその特性上、焼き付き、輝度劣化などが発生することがあります。焼き付きを軽減するために、アプリケーション作成においては、以下の点にご注意ください。

  • 同じ画面が長時間表示され続けない画面遷移をしてください。
  • 同じ位置に常時表示される文字表示や、マーカー表示、オブジェクト表示については、輝度が高い配色を避けてください。
  • 長時間無操作状態が続く場合には、スリープ機能を使用したり、アプリケーションにスクリーンセーバー処理を入れるなどの対策をしてください。

1.3. SDK の提供機能

BT-350 は、Android 標準API(APIレベル22)に加え、Epson独自APIを使用することによりAndroid標準では搭載されない固有機能を利用できます。

表 1-2 各機能と使用するAPIの対応表
機能 内容 Android標準API Epson独自API
3. ディスプレイ制御 サイドバイサイドによる3D表示の開始/終了切り替え、ディスプレイ輝度調整、全画面表示、ディスプレイミュート、表示距離制御  
4. UI 制御 キーイベント制御、トラックパッド座標モード切り替え、トラックパッド座標系回転、LED制御
5. カメラ制御 静止画、動画の撮影  
6. センサー制御 コントローラーに搭載されるセンサー値の取得、BT-350独自センサー
7. Bluetooth Bluetooth 対応プロファイル  
8. Audio制御 マイクのゲイン変更  

次ページ以降で、これらの機能をアプリから利用する方法について記載します。

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